自分はなんでこんなに頑張れないんだろうという話。
2社目の会社を退職した後、最近、切に感じていることがある。
それは自分が何でこんなに頑張れないんだろうということだ。
〈努力〉、〈継続〉という所においてはちょっとばかし自信があった。
子供の頃から家庭の影響からか勉強は結構やってきたし、そのおかげでサッカーをやりながらでも高校まで成績は良かった。
小学校からずっとサッカーをやり続けていることを大学3年時に初めて会った人達に話すと、「一つのことをずっと続けているのは凄いと思った」と言われ意識し始めたことだが。
◆今日は結構驚いたニュースがあった。
中学生の時から応援している水戸ホーリーホックに昔所属していたパクチュホがドイツの強豪ドルトムントに移籍したという話題だ。
これは本当に凄い。
水戸に来た時は、Jリーグでの実績がなく〈U-20の韓国代表キャプテン〉という肩書しかなくて(凄いけど)、正直言って、「水戸に来る他の外国人選手と同じく、あんまり活躍しないで退団するんだろうな~」くらいにしか思っていなかった。
それがあれよあれよという言う間に、Jリーグで最多の優勝回数を誇る鹿島アントラーズへ移籍、古豪ジュビロ磐田に移籍→スイスのバーゼル→マインツ といったようにシンデレラストーリーを歩んでいったのである。
これだけ熱心に書いていても、選手自体を追っていたというわけでもなく、「中田浩二のいたバーゼルか~。トップリーグへの移籍は望めないな」、「あっ岡崎と同じチームにいるんだ」という程度だったのだが、その努力をし続ける姿勢には感服した。
決してうまいタイプの選手ではないのだけれど、サボることはないし、試合終了間際でも上下動を行える。
水戸の選手たちはこのニュースを見てどう思うんだろう。。
鳥栖や徳島、甲府といった、水戸と同じく下位を争っていたチームは大目標であるJ1昇格を既に果たした。
チーム強化費、サッカー環境、地域性等ではどっこいどっこいだと思うが、この結果の違いはなんなのだろう・・・。
(→結局一人一人に限った話で言えば、クラブにかかわる人間の「やる気」や「気合」といった所なのだが。 それだけではなんとも納得しがたい。精神論じゃんね。)
◆自分はどうだろう。
最初に書いたようにこれまでは結構頑張ってきたように思える。
ただ、周りから見れば〈入社してすぐに辞めた若者〉であるし、そんな周囲のプレッシャーもはねのけられない小心者である。
確かに考えてみれば、5つ上の兄は毎日22時頃まで働いていて子育ても結構やっているように見えるし、姉は海外出張も頻繁にありながら頑張っている。
両親も長く一つの職業を続けている。
周りの状況から見ると、確かに異端だ。
でも、私自身は「ひどい仕事なら早く辞めたほうが良い」という考えの持ち主であるため、そういう人とは全く話が合わないので、最初から話すことを躊躇ってしまう。
先日も父親に若者の仕事感を語って自分の話をしようとしたが「仕事ってそうじゃないよね」という日本人的な仕事観で返されてしまい、二の句を次げなかった。
また、自分に子供が生まれたこともあり、「そんなことで仕事を辞めてしまってダメな奴だな」と思われているため、こうしてまたも数日悩むのであった。
※無理やり記事を終わらせるのであった。