【失業保険受給の手続き ~自己都合退職の場合~ 2015版】
なんとなく、失業保険の受給手続き【自己都合退職の場合】についてまとめてみようと思いました。
わかりやすく書かれている所がなかったので。
◆受給決定まで
①住所のあるハローワークに行く
・「求職申込」
・「『離職票』の提出」
※退職した会社から交付(離職後1~2週間で郵送が一般的)
・その他(本人確認書類、通帳、印鑑、写真)の提出
②初回説明会に参加 @ハローワーク
※2時間?くらいの説明会。ビデオを見たり、説明を受けたり。
基本的にはインターネットや書類に書かれていることがメインなので、
わかっている所は本でも読んで時間を潰してもいいかも…
ネット配信でもすればいいのに
⇒受給額が決定します。
離職前の1日当たりの賃金から60%、70%などの割合で計算された
≪基本手当日額≫ × ≪日数≫ の失業手当が受けられます。
私の場合、5,500円×日数という感じ。
ひと月でだいたい15万円くらいかな??
◆その後
①待期期間3ヶ月
自己都合退職の場合、待期期間ということで3ヶ月は受給が受けられません。
ぷぎゃ。
①月に1度の報告(失業の認定)でハローワークに。指定日。
月に2回以上就職活動をしたという証明。
※待期期間があるため、報告も3か月後。
書類応募、相談機関への相談、面接等。応募だけならそんなに難しくないですかね。
初回は、<受給相談に行った>ことも活動に数えられるので、
実質一回応募なども活動をすればOK
◆素敵な制度
≪再就職手当≫なるものが存在します!!
早期に就職した場合、ごほうびが貰えます。
私の場合は約30万円貰えました(^◇^)すごい
これも基本手当日額×日数(計算複雑)
◆まとめ
ということで、離職の際は疲れ果てていることかと思いますが、
お早めにハローワークへ申請にいきましょう。
全くなかったやる気も少しだけ出てきます笑
◆課題
個人的に思っていること。
前にも書いた気がするが、「自己都合退職」という文化を止めてほしい。
重篤な病気やケガ以外の離職はだいたいがこの「自己都合退職」になっている気がする。
労働関係の法律に詳しくない場合、離職の際は一刻も早くやめたいので、
会社「自己都合退職になるけどいいよね?」
⇒自分「はい。(なんでもいいから早く辞めたい)」
ということになりやすいことは明白。
恐らく自己都合退職以外の理由だと、会社に労働関係の調査が入るのだろう。
そして募集の停止とか(?)のペナルティがあるのかもしれない。
受給者のための失業保険なのに、「自己都合退職」⇒「待期期間3ヶ月」ということになってしまう。なんという無駄制度。
果たして「自己都合退職」は必要なのだろうか。
≪病気やケガ以外の場合は転職不可。≫
≪入社したらずっとそこで働き続けるべき。≫
みたいな思惑が透けて見えて、なんだか嫌な気分になるのであった。
後、「1日でも早く働けるように」という雇用保険のコンセプトはなんなのだろうか。
みんなそんなに働きたいの?