なんでこんなにマネジメントできない人が多いのだろう。
先日、ツイッターの40人足らずのフォロワーさんの中で
上司には適切な人員配置と業務配分を行って欲しい』
と言っていた人が1時間くらいで2人もいた。
2人とも同世代で会ったこともあるひとだったので、なおさら共感してしまった。
そうなのだ。
なぜか日本人にはマネジメントができない上司がたくさんいるのだ。
先日も書いたように、上司には(最も)効率的に利益を上げる方法を選択していって欲しいものだと考えているが、中々そうはいかず、平社員に不満が溜まっていくのが日本の中小企業の特徴な気がする。
方法がそこそこならまだいいが、評価の方法も仕事の配分もできないものだから、真面目に仕事をやる人に仕事が集まり、その人だけ忙しいといった状況が生まれやすい。
もちろんほかの人もそれなりには仕事があるから、仕事量の差は目に見えにくい。
これは何の問題なのだろう。
MBAを取ってないからか、ドラッカーを読んでいないからなのか。
≪業務時間内に結果を出す≫
この一点に集中してマネジメントを行ってみてほしい。
日本人は真面目だからそこそこ成果を出すと思うが。
これを阻むものはどんな価値観なのであろう。
若者に苦労をさせたいのか、残業をさせているということに悪気を感じていないのか。
従業員が良いと思わない環境で仕事を続け、人が辞めていくほうがマネジメント的に最悪だとは思わないのだろうか。プルプル
日本人的な仕事観⇔日本人的な教育観?
前の記事で触れた≪日本人的な仕事観≫とはなんなのだろう。
よく、〈日本のビジネスはビジネスになってない。〉と考えることがある。
利益を求めて最も効率の良い選択をしていく、というスタイルではないことが最大の理由である。
社長の言うことは絶対だし、より良い方法よりも上司の意見が優先される。
年齢やキャリアによって給料が決まりがちだし、能力がなくでも年功序列で昇進していく。
女性が働きづらく、〈長時間働くこと≒頑張ること〉という図式で物を考える人がいる。
そのくせ、若者には苦労をさせようとし、自分と同じ体験をさせようとする。
自分では、仕事にやりがいとか楽しみとかを見つけられれば相乗効果がありいいのかもしれないが、上から目線で〈仕事にやりがいを感じろ〉というのは全く意味のない考えだなあ、と思う。
仕事での自己実現が難しくなってきている時代にはそぐわない。
(書いていてこの表現を思い出した↑マズロー?)
調べたら結構いい記事があった。
仕事では、〈(自分の能力を生かして)どうやってお金を稼いでいくか〉という所に焦点を当てたほうが良いと考えている。
仕事に対する価値観も個人の価値観であるため、そこに介入すべきではないと思う。
これを考えたとき、下の話に続くのである。
◆日本人の教育観
日本人の仕事観について考えていた時、「確かに個人のプライベートとか価値観にまで踏み込んでくる人はたくさんいるなあ」とか、
「女性にはうまく立ち回れる人が多いよな。シューカツでも女性の方が内定率が良いとか人事の評価が良いという話を聞くし。自分のことを相談できない男は多い。コミュニケーション能力というのはこういう所かも。」 とか考えた。
そして、日本人的な仕事観には、もしかして〈日本人的な教育観〉というものが大きく関わっているのではないかという考えに落ち着いた。
よくよく調べてみると、こんなことが一番最初に出てきて、一気に納得してしまった。
日本の学校は生徒の個人の生活面まで指導を行うのが一般的であるのに対し、西洋の学校は個人の生活面には立ち入らず、もっぱら知識の習得のみに努めるのが常である。
確かに日本のガッコウでは、生活態度などを厳しく注意するような風潮があり、軍隊的な所がある。
なんでこんなに人格教育を行いたいんだろう。
教育基本法にも書かれていることだから、何か目指すものがあるのだろうな。
時代にそぐわない何かを
結局は「日本は島国でムラ社会だからお互いに助け合って云々・・・」という話になるのだろうか。
ここを少し研究していってみたいと考えつつ、これを考えると、キリスト教、教育基本法、宗教、ホッブス、ルターと話が止まらないなーと思うのであった。タイヘンだ。
さて、次はなんの仕事をしよう。
本質を見極められる人と仕事がしたいなあ。
自分はなんでこんなに頑張れないんだろうという話。
2社目の会社を退職した後、最近、切に感じていることがある。
それは自分が何でこんなに頑張れないんだろうということだ。
〈努力〉、〈継続〉という所においてはちょっとばかし自信があった。
子供の頃から家庭の影響からか勉強は結構やってきたし、そのおかげでサッカーをやりながらでも高校まで成績は良かった。
小学校からずっとサッカーをやり続けていることを大学3年時に初めて会った人達に話すと、「一つのことをずっと続けているのは凄いと思った」と言われ意識し始めたことだが。
◆今日は結構驚いたニュースがあった。
中学生の時から応援している水戸ホーリーホックに昔所属していたパクチュホがドイツの強豪ドルトムントに移籍したという話題だ。
これは本当に凄い。
水戸に来た時は、Jリーグでの実績がなく〈U-20の韓国代表キャプテン〉という肩書しかなくて(凄いけど)、正直言って、「水戸に来る他の外国人選手と同じく、あんまり活躍しないで退団するんだろうな~」くらいにしか思っていなかった。
それがあれよあれよという言う間に、Jリーグで最多の優勝回数を誇る鹿島アントラーズへ移籍、古豪ジュビロ磐田に移籍→スイスのバーゼル→マインツ といったようにシンデレラストーリーを歩んでいったのである。
これだけ熱心に書いていても、選手自体を追っていたというわけでもなく、「中田浩二のいたバーゼルか~。トップリーグへの移籍は望めないな」、「あっ岡崎と同じチームにいるんだ」という程度だったのだが、その努力をし続ける姿勢には感服した。
決してうまいタイプの選手ではないのだけれど、サボることはないし、試合終了間際でも上下動を行える。
水戸の選手たちはこのニュースを見てどう思うんだろう。。
鳥栖や徳島、甲府といった、水戸と同じく下位を争っていたチームは大目標であるJ1昇格を既に果たした。
チーム強化費、サッカー環境、地域性等ではどっこいどっこいだと思うが、この結果の違いはなんなのだろう・・・。
(→結局一人一人に限った話で言えば、クラブにかかわる人間の「やる気」や「気合」といった所なのだが。 それだけではなんとも納得しがたい。精神論じゃんね。)
◆自分はどうだろう。
最初に書いたようにこれまでは結構頑張ってきたように思える。
ただ、周りから見れば〈入社してすぐに辞めた若者〉であるし、そんな周囲のプレッシャーもはねのけられない小心者である。
確かに考えてみれば、5つ上の兄は毎日22時頃まで働いていて子育ても結構やっているように見えるし、姉は海外出張も頻繁にありながら頑張っている。
両親も長く一つの職業を続けている。
周りの状況から見ると、確かに異端だ。
でも、私自身は「ひどい仕事なら早く辞めたほうが良い」という考えの持ち主であるため、そういう人とは全く話が合わないので、最初から話すことを躊躇ってしまう。
先日も父親に若者の仕事感を語って自分の話をしようとしたが「仕事ってそうじゃないよね」という日本人的な仕事観で返されてしまい、二の句を次げなかった。
また、自分に子供が生まれたこともあり、「そんなことで仕事を辞めてしまってダメな奴だな」と思われているため、こうしてまたも数日悩むのであった。
※無理やり記事を終わらせるのであった。
退職、再び。 27歳
つい先日、転職先の税理士事務所を退職した。
働き始めて2ヶ月。
思ったよりも相当早い撤退だった。
うまくいけば何年も働いて税理士資格を取ろうと思っていただけに凄く残念な結果だった。
◆入社前
前職の予備校とは違う新しい仕事に期待感を持っていたし、簿記の資格を取った時に感じていたことだが、実務を学ぶことで税理士資格の勉強にも相乗効果があると思っていた。また、≪子供が生まれるのに仕事なくてどうするの≫という周囲からのプレッシャーから早く抜け出したいという環境からの影響もあった。
ただ、「前職と同じくらいの給料があれば大丈夫?」と確認されたにも関わらず、最初に提示された金額は8万円のマイナス。あり得ないと思ったが、「同年齢の社員がいるから同水準にしている。」という理由らしく、仕方なく受け入れた。
(※前職+休んだ期間2ヶ月を足して月給料に換算するとそんなに変わらなかったので、なんとか自分を納得させた。)
◆働き始めて
千葉方面行きという最高の待遇を得て、通勤のストレスは相当軽減。
東京方面行きのホームに溢れんばかりに人が並んでいるのと比べても天国だった。
仕事自体は未経験の分野だったため、会計ソフトの仕組みを覚えるので精一杯だったが、会計入力や決算資料の作成などで簿記の知識を生かせて面白かった。
(簿記ではあまり理解ができなかった〈預り金〉は毎月使うものだと知った。 )
また、10人以下の小さい事務所だったが年が近い同僚には仲良くして貰った。
前の職場ではほぼ行かなかった飲みにも毎週のように行った。自分がこんなに時間を共にするなんて!(嫁様が里帰り出産でいないことも関係していたとは思うが。)
しかし、通常の仕事は良かったものの、当の所長が重度の癇癪持ちだったことでわけのわからないことが増えてきたため、精神的にとても参ってきてしまった。
ケース① 税金額の計算
・いきなり、私が電話に出ていて話を聞けていなかった税金額の計算を頼まれた。
それはまだ良かったのだが、金額を知らせに行った所、
「資料として出せよ!!!明日使うんだから!!そうじゃないとお客様にどうやって説明するの!?」
と激昂。
仕事を受けた際に聞いても「これ以上の情報は私は持ってない。」と言っていたのに、どういうことだろう。。
結局残業して資料を作った。(次の日に内容に文句を言われた。)
ケース② 資料の作成
・会計ソフトへの入力を頼まれた内部の仕事。
初めてのソフトで周囲に聞きながらなんとか進めて、一旦完了したため不明だった細部を質問しようと提出にいった。そこでは、
「なんでこれで終わりにしようとしてるの!!!!?出力しろよ!!!それが成果物!常識だろ!!!紙で出して!!」
と激昂。その提出の方法だとか、質問をしに行ったのに全く意味がわからない。
この時点で頭がおかしい人なのだと自分の中でインプットしてしまった。
まるで40年連れ添った夫婦にしかできないような対応を求められる。入社2ヶ月もしてない新人に。
「次から資料で出してね。」という一言で済むのに、なぜ怒ってしまうのだろう。
恐らく、自制の能力が欠如しているのだろうと思ってしまった。
それ以外にも同様のことが多くあり、入社1日目から見たのは、同じ年の入社1年未満の人が2時間くらいずっとネチネチ怒られていた光景。
次の日もその次の日も、次の週もその先も・・・という感じであった。
そして土日や終業後も長文の連絡が来る・・・。
◆その後
自分には珍しく、同僚や友人に相談もしたが、結局呼び出されてわけのわからない理屈を飲み込まざるを得なくなって辞めた。コミュニケーションの方法を変えてみたり、周りの人も気を使って、自分の仕事の内容を聞いてくれたりしたのに、残念。
退職から1ヶ月程しても離職票が届かない。請求したのに。
法律に則って書類のやり取りをする税理士という職業であるにも関わらず。信じられない。
◆今回分かったこと
・税理士等の士業だと一般の中小企業よりファミリー感が強く、ワンマンになりがち。
税理士試験の勉強をしている時間が長かったためか、トップには社会人経験が少なく、自分の考えに固執してしまう。
総じて変わった人が多い。
・業界経験がないと基本的に給料が安い。
・知識がないと成果も出しづらい。目に見える成果もない。
つまり、一般企業より年功序列的な色合いが濃い。
・税理士事務所の仕事自体は面白い。
・中小企業の業績は想像以上にタイヘン。
特に飲食業界は業績が悪いことが数字でも表れてしまっている。
・自分はなんでこんなに頑張れないんだろう・・・(´・ω・`)悲しい
end.
ゲキレツに働けない人はどうすればいいのだろうという話
昨日、転職活動で初の面接を受けてきた。
2社受けて、1社はそれなりにうまくいったが、もう1社での面接が自分としてはショッキングだった。
そこで言われた言葉は、以下のようなものであった。
『あなたのために言うけど、8月に子供が生まれるならウチ(税理士・会計士全般)の仕事と資格取得のための勉強は難しいと思う。』※
『今は繁忙期で毎日22時頃まで仕事が続いているので、資格の取得を目指すのなら、潰れてしまう。前も同じような境遇の人を何人も見てきたので、若い人が潰れるのを見たくない。』
親切心で言って貰っているのはわかったし、納得もできるが、一念発起?した自分としてはなんだかショックだった。
(記事に書くとなんだかそうでもないように思える。)
※面接で家族のことを聞くのはタブーだ、と私は思っている。
まあ今回はそこまで不快ではなかったが。
◆前職での退職理由
前職も中々忙しく、前の記事に書いたように激務による体調不良が主な退職理由ではあった。
入社した際に部署の人員が全て入れ替わり、責任者から先輩までが4か月ほどで異動や辞職。
専門的な知識が必要な仕事であるのに、教えを請う先輩がおらず、そのくせ成果を求められるという状況であった。(それでも地方の校舎も含んだ上でビギナーズラックなのかトップの成績を残しはしたが。)
退職のきっかけになったもう一つの出来事は、下のようなものだった。
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夏に同僚が辞め負担が増加した(管理する学生が30人⇒40人)
⇒上司も了承の上、成績下位者のみ重点的にサポートしていくという形を取り、なんとか今年は耐えきろうという話になった。
(⇒穴を埋めるための新入社員の育成担当になる)
(⇒2~3泊の出張を伴う新規事業を請け負う)
⇒年度が終了した後の全員研修において、
「今年は社員に任せすぎた結果、うまく学生の成績が上がらなかった。」
「来年度は上がきちんと管理し、成績を向上させていく。」
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私としては、上司とも同僚とも話し合ったうえで進めてきた半年であったのに、
いきなり全社員の前で責任を押し付けられ、まるでサボってきたかのようにまとめられてしまった。
「同僚が辞める⇒忙しくなる⇒結果が出ない」
というサイクルは明らかにマネジメント上の問題である。
つまり、激務で体調を崩していた上に、これ以上働いていても、仕事を捌くだけの業務になりスキルがつかないと考えたことが退職の理由となったのであった。
◆ゲキレツ社会
前の会社も、今回受けた会社も中々に大変な仕事であった。
税理士の平均年収は800万円前後ということもあり、方向性を変えてみたが、やはりそれなりに忙しく働かないと豊かにはなれないのだろうか|д゚)
※5月27日、昨日面接を行ったもう一つの税理士事務所から内定を頂きました!
ゲキレツではなさそうなので、なんとかやっていきたいと思います。
27歳無職のリスタート 今考えていることは
■退職・・
先日、新卒(既卒)で入社し2年勤めた会社を退職した。
仕事の多さに起因する体調不良が主な原因だった。
2015年の2月頃から体調を崩し始め、2月は9:00の始業に間に合ったのが3,4回。
診断は「軽い逆流性食道炎」とのことだったが、朝起きて準備をしていると胃の辺りがひどく痛み、休まないと動くのがつらい状態が続いていた。
その後も雪の降る東北への出張、テキスト作成と次々に仕事が増えていき、同時に5,6件の仕事をしていた中、さらに新規案件を受けたところで プツリ と切れてしまった。
薬も効かず、10日の休みを半ば無理矢理取ったがほぼ良くならなかったところで3月末に退職を決めた。
その後も1か月は回復せず、うどんを中心とした生活をし、5月に入りやっとほぼ完治。
新卒で入った会社を辞めて人生の転機を迎えた身として、一つのきっかけにブログを始めたのであった・・・。
■今考えていること 日本で働くのは大変だなあ。
物が飛ぶように売れたといわれる高度経済成長期、バブル期が過ぎ、消費に陰りが見えて早何年か。
経済成長が緩やかなので、給料がそこまで上がらないことは数字として表れている。
しかし、労働時間は昔とあまり変化はないため、より生活は苦しくなっている。結婚しても夫婦2人でやっていくのが精一杯の状態の若者が多いだろう。
それでもより良い生活を求めるならばどちらかに無理が必要になってくる。
なぜだか日本の働き方は旧態依然。
仕事で得られる対価は金銭だけではないが、給料の上昇が緩やかな分、幸福感も逓減状態であるため、「このままで幸福になれるのだろうか」という状況の中で労働意欲が湧いてこないのは当然だ。
というのが個人的な持論である。
既にあくせく働くことを拒否している層の人がいる。
シャカリキになって働いても幸せになれないことを知っているのだ。
■今後
どこの企業に入っても長時間・マネジメントされていないチームで働くことになるだろうと考えると随分嫌になってくるが、それでも働かなくてはならないので、ぬるぬると活動することにする。
※元々は倍くらいの量の文章がありましたが、長すぎたので公開する前に削除しました(*_*)
気が滅入っている時は、ほおづえをつくといい。腕は役に立つのが嬉しいんだ。